ASDの人は善良な人です。(自慢編)
個人的な印象ですが、ASDの人に悪い人はまずいません。
知的障害の有無、年齢、男女問わず。
『空気読まないじゃん』、『すぐパニック起こすじゃん』と思うあなた。
それは感覚過敏から起きているもので、人を傷つけるためじゃありません。
では何故、ASDの人が善良と言えるのか。以下のようなことはしないからです。
・自慢(マウンティング)
・誰かをだますこと
まず自慢について。
よくネットで「アスペルガーの人はすぐに自慢する」とか見かけますが、
大きな誤解 です。
「自慢」という言葉を辞書で引いてみましょう。
自慢:自分や、自分に関することを自らよいと認め、得意になって他人に示すこと
(明鏡国語辞典)
このアンダーラインの箇所が違います。
おそらく非自閉症の人は他人に示すことで「だから自分はあなたより優れている」と言いたいのに対し、ASDの人にはその意味がまったくありません。
というのは「自分が他人と比べてどうか」ということに関心がなかったり、よくわからなかったりするからです。
「わからない」というのは、「理解できない」のではなく感覚的に分からないのです。
「一生懸命意識して考えて分かる」場合もあります。(←私はこれ)